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博士の憂鬱 [時事問題について考えたようだ]

 今日のクローズアップ現代を見て、実に重い気分にさせられました。
 仕事に就けず、将来に対して不安の尽きない博士号取得者がテーマでした。博士号を取る者は増えたけれど、研究職には就けず、企業のニーズには応えられず、ポストドクターとして1年契約の研究員を続けるままつぶしが利かなくなっていく…というのがその内容で、事情は結構違うけれども、博士課程に身を置いていたこともある自分にとっては身につまされるところも多いものでしたよ。
 世界を広げる努力が少なかったポストドクター、現状に合わない要求をする企業、社会に通用する訓練を課さなかった大学、と3者それぞれの欠点について番組では述べられておりました。確かにそうですが、それに加え、博士号大サービスというか大量生産というかそんな作戦を採った国側の問題も大きいですよね。今のところは、結局自分で道を開く努力をする以外ないのかな…
 という前に、この特集にも疑問点が。何で理系の話ばかり取り上げるのでしょう。文系は更に差別されているというのに。特に、私の出た大学ではそうだったんですけどね…


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