長い時間がかかっても [日常の雑感のようだ]
何故なのか。この本の読了に一年くらいかかってしまいました。
吉田篤弘さんの著作は好きでこれまでに何作か読んできたのに、こんなことはなかった。この『月とコーヒー』は、吉田さんならではの優しく静かな時が流れる世界で、24編の短編小説が綴られています。どれも読後感が心地よい。
ただし、今回この書籍を購入してから、少し積ん読というか待機の時間はあって、読み始めてからなんだか長めの間隔を空けながら、24編を少しずつ少しずつ、読んでいった感じです。他の書籍や雑誌を読む合間に……というには、その合間が随分と長かったような。味を噛みしめすぎた? 何故? というのも分からないまま、気がついたら読み終わって、時間がかかったことも認識したのでした。読み直そうかな。
そんなことを振り返っていたら、本日7月31日は『ラストプレー』発売から2年という日でした。今までのご愛読にも感謝いたしますし、これからもよろしくお願いいたします。それはさておき、早く次を出したいです。いろいろ難しいのですが、引き続き書いて直してなんとかしたい。
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