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「戦場のピアニスト」鑑賞 [映画で考えることもあるようだ]

 夜に少し時間があったので、録画していた「戦場のピアニスト」をまた見ていました。
 ウワディスラフ・シュピルマンの体験した、大変重たい世界の物語。人間を殺すのも、逆に人間を生かすのも、同じ人間がしたことでした。

 今年はショパン生誕200年であり、先週末のNHK杯では浅田真央選手がエキシビションでショパンのバラード第1番ト短調作品23を使っていたという点でもタイムリーだったのかと思います。
 私自身は10年前にポーランドを旅したときのことを思い出していました。焦土から完全に復元したというワルシャワの街、強制収容所があったオシフィエンチム(ドイツ名アウシュヴィッツ)、ショパンの生家ジェラゾヴァ・ヴォラ、等々のことを。

 クライマックスに、ドイツ兵ホーゼンフェルト大尉の前でボロボロのシュピルマンがそのバラード第1番を精一杯演奏する場面は、演奏者とそれを聴く者の表情が素晴らしいですね。これは感性のやりとりであり、命のやりとりでもあったのです。

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