祭の中の寂寥感 [日常の雑感のようだ]
帰国してから一週間が経つというのに、なかなか更新できないでおりました。もう6月も終わってしまいますよ。
ワールドカップは相変わらず続いています。よく「祭りの後」と言いますし、4年前は「ワールドカップ症候群」という言葉もニュースで流れましたね。でもワールドカップが開かれる度に、そして開催期間中に、寂寥感を感じるポイントがあると私は思います。
それは、一次リーグが終了したとき。まあ単純に本大会参加チームの半分が開催地を去るということもあるのですが、去るのは選手だけではなくてサポーターもそうであること、そして決勝トーナメントになってからは勝者が決まるまではあとは試合の度に去っていくばかりであるということ、そういう事実を知らされるからなのです。
特にそれを強く感じたのが、自国が開催地だった前回大会でした。今回は一次リーグの一時期だけ開催地に滞在していたわけですが、日本に去るときも名残惜しかったけれど、多分現地に残ることができたとしても、それはそれで大会中に寂しさを感じていたと思います。
とはいえ勝負の世界の出来事を考えれば、それは当たり前のこと。そして、まだまだ、7月9日にベルリンの夜が終わるまで、ワールドカップは続きます。遠く離れた地に戻っても、精一杯楽しんでみたいものですね。
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