W杯の空気を吸っています [2006年W杯期間の話のようだ]
えー皆様こんにちは。只今ドイツはリューベックにてこの文を書いています。日本からの飛行機も現地に着いてからの特急も約1時間遅れたため、昨日は必要以上に疲れてしまいました。私の知る限りドイツ人は待ち合わせの時間には厳格なのですが、なぜか鉄道はやたらと遅れるのですよね。
そんな疲弊した状態でリューベックに着いた頃には、ドイツ×ポーランドの決着がついた頃なのでした。苦戦の末ロスタイムにヌビルが決勝点を決めたということで、駅に着いた頃に若干恥ずかしさの入った車掌の声で「ゴール。ゴール、ゴール!ドイツ、1-0で勝利!!!」と車内放送があって結果を知りました。
問題はその後です。開催地ではないこの街でも、駅を降りるなりドイツの旗を掲げた車が祝福のクラクションを鳴らして大騒ぎ。警察も誰も止めやしない。あ、会場でのフーリガンは随分捕まったそうですけど。ともかく開催地以外の地でこのようなお迎えを受けてみると、やはりフットボールの楽しさを知る国で、ワールドカップが開かれているのだな、という実感があらためて湧いてくるのです。
今日はハンブルクまで行ってエクアドル×コスタリカを会場で見て参りました。日本ではあまり注目されないカードで、しかも結構両者の差を見せられた展開でした。ですがW杯という場は、試合中の90分は勿論のこと、それ以外の時間も世界の祭であることを知るには絶好のカードでありました。日程や通信事情などから次の報告は帰国後になるかもしれませんが、また開催地の空気をお伝えできる機会があれば、と思います。
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