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群像劇で濃い笑いを [映画で考えることもあるようだ]

 最近私は読書においては堅めであったり重かったりするような作品を読むことが多いです。研究でも趣味でも。ということもあるのでしょうが、とびっきりのコメディを見たいと思い「THE 有頂天ホテル」を見て参りました。
 三谷幸喜はこういう限られた時間内での群像劇が本当に上手いですな。しかも投げっぱなしの笑いではなくて、その笑いのポイントがそれぞれ結びついて物語を作ったり、メッセージを投げかけたりしている。なんでもいいから笑わせてハイ終わり、ではない心地よさが感じられます。舞台経験を生かしての長回しが多いところも、多数の登場人物の絡み合いを面白くしていますし。ただ楽しいだけではなく、色々と勉強になりますな。
 ところで劇中に出てくるアヒルの名前がダブダブなのは、やっぱりドリトル先生が元ネタなのでしょうか?


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