11失点より困るもの

　今日札幌に行けなかった私がどこにいたかというと、フルキャストスタジアム宮城だったのでした。とあるご縁から一塁側のチケットを頂いて、改修後、というより楽天の本拠地となって初めてかの球場に入ったわけです。
　スコアボードが変わったことも座席が赤くなってしまったこともテレビの中では知っているけれども、やはり実際に入ってみて時の流れを実感しますね。高校の定期戦ではこの一塁側では破天荒な応援が繰り広げられたものだけど、今後この空気と両立できるものなのかな、それが新しい時代というものなのかな、とか余計なことを考えてしまったものでした。
　試合は西武11-4楽天。ホッジス炎上。まあしょうがないでしょう。勝負が一時膠着してしまった頃には丁度札幌でJ2札幌×仙台が始まっていたので、ラジオの中継を聞きつつ目の前のイベントを見ていました。それでも試合以外でもあれこれファンサービスして盛り上げようとする努力は垣間見られたので、ボールパークへの長い長い道は、試合日に関しては歩いている印象は受けました。
　ただこの日残念だったのは、ホームチーム大敗のことよりも、謎のGG佐藤という選手に打点を記録されたことでもなく、試合後の光景ですね。野球はサッカーと客層が違うというのはこの日の客席を見て何となく分かったものの、その後のゴミ処理に関する意識でも分かってしまったのが残念ということです。客席には紙コップなどのゴミがやたら残っていたり、ゴミ箱のところでも分別の徹底が今ひとつだったりというところに、ボールパークへの道程での大きな障害が見て取れました。悪役のMr. カラスコでもしっかりゴミは拾うし分別します。ファンもそうあってほしいものです。