サーキットは夏祭り

　ひょんなことから2005SUPER GT 第4戦をスポーツランドSUGOで見ることができました。しかもパドックまで。
　GTについては私は初心者クラスですから事前に勉強はしたものの、エンジン音の凄さも駆け引きの巧みさもやはりサーキットに行ってこそ学べますね。前知識のほとんどは熱気で吹っ飛びました。
　レースそのものでは11周目だったかに300クラスのムルシエが500の競り合いに巻き込まれてコーナーで衝突、マシン炎上というとんでもないアクシデントがありました。これで赤旗が振られてレースは一時間近く中断、残り68周から再スタートし、中断前後の成績の合計でランクが決まることになりました。大荒れのレースは300が吉兆宝山、500がダイナシティスープラの優勝で幕を閉じたのでした。

　朝から行われた3つのレースと合わせ、広場で開かれていた物販やらステージやら目一杯楽しませていただき、良い気分転換になりました。パドックではピットの人間模様も垣間見られましたし、やたら身近な位置にレースクイーンがいましたし、なぜかMr. カラスコもいましたし盛り沢山です。
　家族連れも想像以上に多かったですね。子供達もレース前までは退屈そうだったのに、スタート後にはもうマシンのスピード感に興奮しっぱなしです。こんなこともありました。レースクイーンにカメラ小僧の砲列が向けられる中、ピット近くで4歳くらいの女の子がレースクイーンの足下に立ってじーっと見上げていました。彼女にとって大きな憧れなのでしょう。微笑ましい光景でした。