遠雷 [日常の雑感のようだ]
真夏日続きの仙台は、なかなか雨が降りません。しかし今日は夕方に少しばかり恵みの雨がありました。今にして思えばその前触れだったのでしょう、昼頃に遠くの空でしばらくの間雷が鳴り続けていました。
遠くで鳴っていても存在感抜群の雷に対して、自分はどのように感じているのでしょうか。
その雷が自分の存在を音に託して届かせようと頑張っているのなら、私は自然と耳を澄ませることになるのでしょう。
その雷が聴く者を遠ざけるために存在を知らせようとするのなら、私は自然と耳を塞ぐことになるのでしょう。
二ヶ月前から、色々な遠くの人たちに対する自分の態度が、この雷に対する態度と変わらないような気がしてきました。その変化がいいことなのか悪いことなのか、そして今後もそうし続けるのかは、まだ分かりません。
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