積ん読からの再会 [日常の雑感のようだ]
最近読んだ本から……といっても、実はずっと前に買っていた書籍のお話です。部屋の片隅にずっとずっと積んでいた本がありまして、ずっとほったらかしにしていたこの『モーニングサービス』を、どういうわけかこの時期にふと読みたくなった次第です。
奥付に目を遣れば、2012年の1月20日発行の初版本とか。いつ買ったのかは忘れましたが、最長で9年ほど前に購入されたものと推測されるわけです。三田完氏の作品を読んだことはなかったし、たぶん喫茶店の話だからと手に取ったのでしょうか当時の自分は。浅草の小さな喫茶店が舞台の人情話で、訳あり癖ありのお客さんも訪れるけれども、心温まります。
約9年間読まないでいた本を約1週間足らずで読んだわけですが、「買っていて良かった、読んで良かった」という気持ちです。その9年間で物語の中の描写でも今ならもっと変わるかなと思われるところもありますし、9年経っても色褪せない物語の芯を感じさせられるところもあります。少し置いて、また読み返そう。
2021-06-25 21:05
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