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緑の贅沢 [博物館・美術館での出来事のようだ]

 気分転換も兼ねて宮城県美術館に行ってきました。パリ・マルモッタン美術館展が行われていたのです。
 モネの作品の一部は一昨年だったかに岩手県美術館で見たことがありますが、何度見てもいいものです。睡蓮にせよ、アイリス畑にせよ、草花の色と空気が溶け合ったような空間がイメージとして目の前に表れる、そんな空間があります。
 私の不勉強故初めて見たモリゾの作品にはさらなるインパクトがありました。この人の彩る緑や青も爽やかで素敵です。今回の展示作品では旦那や娘の描かれたものが多かったのですが、清々しい緑や澄んだ水、そして静謐な空気にその描かれた人々の持つ雰囲気が同化しているんですよね。絵の前でぼーっとしていたくなるような、そんな和みを与えてくれます。
 豊かな緑を見て美術館の外に出れば、こちらは日差しのもとで緑がまぶしい。暑すぎなければなお良かったけれど、それはいくらなんでも贅沢すぎる要求というものです。


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